史跡を巡り、隠されたキリシタンの“謎”に迫る

城下町・竹田エリア

ヤコブ像の写真

竹田市は熱心なキリシタンであった領主・志賀親次の影響で16世紀から布教活動が活発になり、豊後国最大のキリシタン信者たちが暮らしていました。そのため今もいくつものキリシタン遺物や竹田にしかない貴重な遺跡が残っており、これは藩ぐるみで信仰を隠した「“隠し”キリシタン」の里だったからなのではないかという説が唱えられています。
人々の暮らしの中に、今も息づくキリシタンの文化。
歴史の道を辿りながら、知れば知るほどに深まる謎を解く旅へ出かけてみませんか。

武家屋敷通り(歴史の道)

漆喰の白壁と土塀、重厚な長屋門、武家屋敷が軒を連ねている「武家屋敷通り」は、今も岡藩時代の面影が色濃く残っています。
通りの入口にあり、十字架を模した岡藩主 中川家の家紋提灯が掲げられた「竹田創生館」には、観光案内パンフレットや資料も置かれているので、散策の際はお立ち寄りください。
風情漂う「歴史の道」をゆっくり散策しながら、キリシタン文化との関わりを探し歩くのも一興です。

武家屋敷通りの写真

切支丹洞窟礼拝堂(キリシタン洞窟礼拝堂)

武家屋敷通りから、お稲荷さんを目印に南の小路を入ると左手に見えてくる日本唯一の手彫りの洞窟礼拝堂。約400年前に岩を掘って造られた礼拝堂は、中に入ると天井がドーム状の祭壇になっており、その建築様式は14世紀頃に造られた西洋の洞窟礼拝堂に酷似しています。礼拝堂の右隣には、二人の司祭が隠れ住んでいたとされる洞窟もあり、信者たちの熱心な信仰心をうかがい知ることができます。

キリシタン洞窟礼拝堂の写真

瀧廉太郎記念館

岡城の風景から着想し作曲したと言われる「荒城の月」で有名な音楽家・瀧廉太郎も実はクリスチャンでした。瀧廉太郎が12歳から14歳の少年時代を過ごした屋敷は、現在記念館として、直筆の楽譜や手紙、写真などを展示しています。

瀧廉太郎記念館の写真

廉太郎の部屋がある離れでは、彼の生涯を描いた映像を鑑賞できます。
記念館から少し歩くと瀧廉太郎が作曲したメロディーが流れる「廉太郎トンネル」があるので、こちらもぜひ訪れてみてください。

瀧廉太郎記念館の写真

竹田キリシタン研究所・資料館

竹田市に息づく、キリシタン・南蛮文化の貴重な資料や、竹田市を代表するキリシタン遺物サンチャゴの鐘、ヤコブ像のレプリカなどを展示しています。市内観光のガイダンス拠点でもあるので、まだあるキリシタンの知られざる謎について尋ねるのはもちろん、城下町のさらなる見所についてもお尋ねください。

キリシタン資料館 内観の写真


武家屋敷通り(歴史の道)(スポット情報詳細)
所:竹田市竹田殿町
料:無料

瀧廉太郎記念館
所:竹田市竹田2120-1
TEL:0974-63-0559
営:9:00〜17:00(入館16:00まで)
休:年末年始
料:300円、小人200円

切支丹洞窟礼拝堂(キリシタン洞窟礼拝堂)(スポット情報詳細)
所:竹田市竹田殿町
料:無料

竹田キリシタン研究所・資料館(スポット情報詳細)
所:竹田市竹田町581
TEL:0974-63-3383
営:9:30〜17:00 
休:月曜
料:無料
HP:https://www.taketan.jp/christian-taketa/