九州三大稲荷にも数えられ、新年や初午祭(3月下旬)では多くの参拝者が全国より訪れるスピリチュアルな場所。
商売繁盛・家内安全・学業成就
扇森稲荷神社(おおぎもりいなりじんじゃ)の御祭神は、
・猿田彦神(サルタヒコノミコト)
・保食大神(ウケモチノオオカミ)
・大宮女命(オオミヤノメノミコト)の稲荷神。
元和元年(1616年)岡藩主・中川久盛により創始。
[祭典について]
新年祭 1月1日・2日・3日
初午祭 旧暦の2月初めの午の日
(初午大祭は伏見稲荷神社の創建、和銅4年2月午の日の祭典に基づく由緒ある日柄)
秋季大祭 10月初め
七五三祭 11月15日
冬季小祭 12月「初の午の日」
天保年間(1830年~1843年)第12代岡藩主・中川久昭公が江戸屋敷でのある夜、枕辺に御神霊が現れ「明日の登城は危険である。十分に警戒せよ。我は領内桜瀬の稲荷狐頭源大夫なり」と告げて消え去った。次の日、登城の途中、暴漢に襲われたが、十分に警戒をしていたので難無きを得た。
久昭公は稲荷神社の御神徳にたいそう感謝をし、国許に使いを走らせ、社を新たに造営し、社号を「扇の森稲荷神社」とした。しかし、御神霊が「稲荷狐頭源大夫」と名乗ったことから、久昭公や家臣は通常「狐頭様」と呼んで信仰し、正式名称は「扇森稲荷神社」だが、通称は「こうとうさま」と呼ばれている。
- 住所
- 878-0024 大分県竹田市大字拝田原字桜瀬811
- 駐車場
- 400台
- エリア
- 城下町・竹田エリア
- アクセス
- 豊後竹田駅より車で5分
- ジャンル
- 歴史・史跡・神社
- お問い合わせ
- 0974-63-1588