奈良時代の色の最高位とされるムラサキの染色原料である紫草(紫根)ゆかりの地にある神社です。
東大寺正倉院文書「豊後国正税帳」や平城京跡、太宰府跡から出土した木簡によれば7~8世紀の頃、直入郡三宅郷(竹田市)は紫草(紫根)の産地であったと記されています。竹田の紫根は太宰府を経て朝廷へ納められていたそうです。
ここ志土知は、古い時代の地名表記は「紫土知」でした。
また、2000年に植え付けた紫根を使って京都の染織家である吉岡幸雄氏が法衣を染め、2002年の東大寺大仏開眼1250年祭で東大寺橋本管長が法衣を纏い法要が行われました。
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- 住所
- 878-0155大分県竹田市志土知
- エリア
- 城下町・竹田エリア
- アクセス
- 豊後竹田駅より車で15分
- ジャンル
- 歴史・史跡・神社