文禄3年(1594)に岡藩主となった中川秀成は、入部早々に城郭の整備と城下町の建設に着手しました。東西・南北に碁盤の目のように整備された通路を基に本町、新町、府内町、田町、上町の五町が形成され、寛文5年(1665)に古町が加えられました。町家の景観や屋敷割は火災等を契機として変化していきましたが、道筋や町割りはほとんど変わることなく発展し、奥豊後地域の経済・文化の中心として栄えました。
本企画展では、江戸時代における城下町の変遷について古地図資料を用いて紹介するとともに、文献資料や発掘調査の成果から見えてきた当時の生活について紹介します。今回初めて江戸時代初期・中期・後期・明治時代の城下町絵図が一斉公開となります!各時代の古地図を見比べることができる機会となっております。
皆さまのご来館をお待ちしております。
関連イベント 【城下町を学芸員と探索しよう】
12月24日(土)より始まる企画展「古地図にみる岡藩城下町」をより楽しんで頂けるよう、学芸員が実際に岡城城下町を歩きながら城下町の変遷を紹介します。
◆日時◆ 2月4日(土) 10:00~12:00
◆場所◆ スタート地点 竹田市歴史文化館・由学館
◆定員◆ 15名(先着順)
お電話でお申し込みください。
TEL:0974-63-2200(竹田市歴史文化館・由学館)
◆締切◆ 定員に達し次第終了