2025年1月20日に『いぬのおまわりさん』で知られる童謡詩人・佐藤義美が、生誕120年を迎えます。
佐藤義美は、「大人も昔は子どもだった」という言葉を残しているように、大人や子どもという年齢とは関係なく個人としての“ヒト”を大事にしていました。特に“子ども”を「新しい人間」と表現して、≪良い作品・良い音楽・良い心≫に触れ育ってほしいと考えていました。さらに、その子どもたちが大人になり、後世に豊かな心を伝えていくというサイクルを願っていました。
本企画展では義美の生誕120年を記念した回顧展として、3,000作以上ある佐藤義美の作品の中から、内弟子である稗田宰子の目を通し選ばれた童謡・童話作品を中心に、直筆原稿、未完成の長編童話、写真などの資料をともに展示し、義美の作品の世界を紹介します。
また、佐藤義美記念館でも生誕120年記念の展示を行います。
『生誕120年 佐藤義美~12のエピソードからみる義美の素顔~』
期間:2024年12月21日(土)~2025年3月2日(日)
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