春夏秋冬の中で咲き誇る花々の姿は、古くから日本人の心を魅了してきました。豊後南画の潮流を生みだした田能村竹田も、四季折々のあでやかな花々の姿「艶葩」を写しています。竹田以降の多くの南画家や近代以降の画家たちも花々を多彩な表現で描いています。絵画に描かれた椿、水仙、牡丹、蘭、紫陽花、百合、梅などの花々を通して、華麗なる花々の世界に身をおくことができます。
本展では田能村竹田が花々を描いた重要文化財の名品を生誕地にて「里帰り展示」するとともに、大分の画家たちが春夏秋冬の花を描いた多彩な作品約40点をご紹介します。
令和4年度秋季特別展「艶葩を写す-絵画の園の花々-」の記念講演会を、以下の日程で開催いたします。
この機会にぜひご参加ください。
≪講演情報≫
日 時:令和4年12月4日(日曜日) 午後1時30分~
場 所:グランツたけた 多目的ホール キナーレ
講 師:村田 隆志(大阪国際大学 国際教養学部教授)
参加費:無料