5/10~7/6 竹田市制施行20周年&開館5周年 記念特別展 『 予山中人也 ―文人の憧れた世界― 』

城下町・竹田エリア

会場
竹田市歴史文化館 由学館
(大分県竹田市竹田2083)
開催期間
2025年5月10日(土)~7月6日(日)
前期:5月10日~6月11日
後期:6月13日~7月6日
開館時間
9:00~17:00 ※最終入館は16:30まで
休館日
木曜日
観覧料
一般:500円(400円)、65歳以上 250円、小中学生 300円(200円)
幼稚園以下無料、各種障がい者手帳提示者とその介護者1名は無料
※( )内は団体料金【20名以上】
※上記観覧料には国指定史跡旧竹田荘の観覧料を含む。
お問合せ
竹田市歴史文化館 由学館
0974-63-2200

文化10年(1813)閏11月、田能村竹田は、日本近世画論『山中人饒舌』を著しました。その序文で竹田は、「予山中人也(われ は さんちゅう の ひと なり)」と、世俗を離れた心境にあることを述べています。このような思いを抱き、竹田は世俗を離れた理想郷を山水画の中に詩的に表現しています。世俗と隔絶された広大な山水の風景の中で穏やかな時間が流れ、文人の憧れた閑静な書屋等での生活が描かれています。竹田に続く南画家たちも、それぞれの理想郷を描いていきました。

 本展では田能村竹田が理想郷を描いた重要文化財の名品を生誕地にて「里帰り展示」するとともに、竹田に続く南画家が理想郷を描いた多彩な作品約30点を紹介し、理想郷に画家が寄せる憧れ、創意工夫に満ちた表現をご覧いただきます。
皆さまのご来館をお待ちしています。