大分県竹田市において、400年前岡藩城主のために行われていた能楽。
岡藩城主の楽しみであった能楽は藩内の人たちにも親しまれ、竹田城下町は元禄の頃より謡の聞こえる文化的な町であり、今も「お謡」として地域に継承される能の文化があります。
歴史的背景とともに、世界最古の舞台芸術として世界から注目される伝統演劇、能楽を鑑賞できる特別な公演を開催いたします。
岡城藩主中川久通が彫り込んだと伝えられる三日月岩前に設置された水上能舞台と水面に映る三日月が描き出す幻想的世界。
非日常の中で感じる幽玄の美の世界で、全国でも竹田薪能でしか見ることのできない水上舞台をお楽しみください。
【公演名】薪能
【番 組】半能「頼政」シテ 塩津哲生
狂言「清水」シテ 山本泰太郎
観世流仕舞「松風」今村嘉太郎 「熊坂」馬野正基
能「猩々乱」シテ 塩津圭介