魚住の滝(うおずみのたき)
2021年06月29日
魚住の滝(うおずみのたき)
1955年に竹田ダムができる前までは、日本の滝百選の1つであった魚住の滝。
魚住橋から見えるこの滝には、当時多くの人が訪れていたそうです。
両岸は阿蘇溶血凝灰岩(柱状節理)で、当時は水深が10メールほどあったようです。
今では年に数回だけですが、ダムの放流の時に滝を見ることができます。
また、日露戦争中の旅順港閉塞作戦で36歳の若さで戦死した廣瀬武夫中佐は8歳の頃、茶屋の辻(廣瀬家)から雲中坂を下ってこの川で泳いでいたそうです。後の海軍中佐廣瀬武夫がこの川で泳ぎを覚えたのだろうかと思うと、感じ入るものがあります。