魚住の滝(うおずみのたき)

城下町・竹田エリア

魚住の滝 2021年6月24日撮影

魚住の滝(うおずみのたき)

1955年に竹田ダムができる前までは、日本の滝百選の1つであった魚住の滝。
魚住橋から見えるこの滝には、当時多くの人が訪れていたそうです。

両岸は阿蘇溶血凝灰岩(柱状節理)で、当時は水深が10メールほどあったようです。

今では年に数回だけですが、ダムの放流の時に滝を見ることができます。

また、日露戦争中の旅順港閉塞作戦で36歳の若さで戦死した廣瀬武夫中佐は8歳の頃、茶屋の辻(廣瀬家)から雲中坂を下ってこの川で泳いでいたそうです。後の海軍中佐廣瀬武夫がこの川で泳ぎを覚えたのだろうかと思うと、感じ入るものがあります。

橋から眺める風景。
竹田ダムから放流された水が流れる。
雲中坂
雲中坂
ここを下って、廣瀬武夫少年は泳ぎに行っていたんですね。
廣瀬武夫誕生の地(茶屋の辻)
この場所から竹田ダムが少し見えます。(茶屋の辻)
蝉の声を聴きながら、廣瀬武夫少年はこの坂を下っていったのでしょうか。(雲中坂)
竹田ダム