双城×岡大豆復興プロジェクト 2

城下町・竹田エリア

先日城原八幡社で豊作祈願した奉納用岡大豆の植え付けが、2021年6月20日に城原にて行われました。

「元氣に育ってね。」

暑い中、子ども達も大人顔負けの速さで深さ10cmくらいの穴に2粒ずつ豆を入れて土をかぶせる作業をしてくれました。
こうやって地域のお父さん達と一緒に畑作業ができるのも、子ども達にとっては何事にも代えがたい貴重な経験です。

そして岡大豆が植わる畑からは、くじゅう連山が望める最幸のロケーション。
参加者からは「美しい景色だなー。」と感嘆の声があがりました。

岡大豆は植えてから7日目で、3~4cmくらいの可愛らしい芽が出ます。

植えてくれた子ども達が小さな芽を見て喜ぶ姿が目に浮かびます。

考えるではなく、感じる。

食の大切さ、地域の神社、その土地の方々。

私たちが大切にしていきたいものが、そこにあります。

岡大豆(おかだいず)
岡大豆は江戸時代から現在の竹田市で生産されてきた大豆の種類です。江戸時代には全国で知られていたブランド大豆で、当時の全国の大豆の値段は岡大豆の値段を基準として決められていたようです。

江戸時代の岡大豆の値段は150kgが15万円~20万円(小判1両ほど)であったことから、小判大豆と言われていました。

山間部である竹田市では、当時は米が多く生産できなかったそうです。そこで、米に加えて大豆を多く生産するようになり、生産者の方々の努力によって全国から認められる大豆となりました。