時代劇ドラマ「はぐれ鴉」竹田市内ロケ&トークイベント開催
2025年01月17日
TOS開局55周年記念時代劇ドラマ「はぐれ鴉」
物語の舞台である大分県竹田市。
岡城跡を始め、久住高原など市内各所でも撮影が行われました。
原作は、第25回大藪春彦賞を受賞した赤神 諒氏の時代小説『はぐれ鴉』。
江戸時代の竹田市が舞台の復讐劇です。
国指定史跡「岡城跡」で行われたロケでは、神尾楓珠さんが演じる主人公の山川才次郎と、
森田甘路さん演じる藩士の小津主水がやりとりするシーンなどの撮影がされました。
初の時代劇出演の神尾楓珠さんは、今後の意気込みを聞かれると、「まだまだ時代劇というものを掴めていないので、それはこの撮影の間に掴めたらいいなと思うし、山川才次郎という役をしっかり生きていけたらいい」とお話されていました。
1/11(土) グランツたけたにて、トークイベントも開催
また、1/11(土)に、竹田市総合文化ホール「グランツたけた」にて、山下智彦監督、山川才次郎役の神尾楓珠さん、
英里役の山本千尋さん、小津主水役の森田甘路さんの4名にご登壇いただき、トークイベントが開かれました。
山下監督は、「原作の壮大さなどに肉薄できる、より近づけられるようにやりたい」と語りました。
撮影は、今季一番の厳しい寒さの中で行われました。
ヒロイン・英里役の山本千尋さんは、
「撮影でしか来られないような景色を見させてもらったり、役者さんがセリフを発すると白い息がでているのがすごく素敵だなと思っていて、ある意味ポジティブに捉えると私たちは寒さを引き寄せたと、時代劇の撮影の空気を引き寄せたと思っている。」と前向きにお話されていました。
また大分の郷土料理『りゅうきゅう』も話題に。
森田甘路さんも宿泊先近くのスーパーで購入したそうですが、
「隣の棚に醤油があった。『これをかけたらさらにうまい」と書いてあった。『さらに美味しい』ということはもう味がついていると思っていたが、ホテルで食べたら味がついていなかった。りゅうきゅうの魅力を100%引き出せなかった悔しさがある」と語ると、会場も盛り上がりました。
「この作品を大分の皆様に愛してもらえるように、真ん中に立って頑張っていきたい」と
神尾楓珠さんは、最後に意気込みました。
2025年7月放送予定!
仇役・玉田巧佐衛門を演じる椎名桔平さんのほか、大分県出身の財前直見さんなど、豪華キャストが出演予定です。