その土地でしか食べられないものや、地元で愛されている郷土の味を堪能できるのは、旅の醍醐味。料理の美味しさも重要な要素ですが、そこにプラスαのお楽しみがついていると、旅はもっと充実するはずです。
そんな“欲張り”なスポットを目的地にした、一挙両得なグルメスポットをご紹介します。

くじゅう連山のふもとにある6ヘクタールの一面に広がる葡萄畑。ここでは久住の澄んだ空気と広大な大地で育った葡萄を用いてワインを醸造し、日本ワインコンクールでの受賞実績もあるワインが誕生しています。

ワインの購入や試飲ができるのはもちろんですが、ワイナリー内には、自社農園や地元で採れた野菜を使用した石窯ピザをはじめ、ワインに合う料理がいただけるイタリアンレストランがあります。

目の前に広がる葡萄畑と雄大な山々を眺めながら、ワインとこだわりの料理に舌鼓。贅沢な大人の休日が過ごせます。
食後には名物のワインソフトをお忘れなく。

久住高原の大自然で生まれた新鮮な卵に、荻町産のトマトで作る自家製濃厚トマトソースをトッピングしたオムライスが人気のお店。

知る人ぞ知る喫茶店は、九州では稀有な球根ベゴニアの植物園の横にあります。ベゴニアとは、南米アンデス山系原産の花。色とりどりの鮮やかな花が訪れた人を楽しませてくれます。園内の花たちは春（4月〜6月初め）と秋（10月〜12月初め）の年2回が見頃の時期。
久住の大地で育まれた美食と美しい花々を一緒に楽しむことができる隠れた名所です。

石窯で焼いたピザや豊後牛100％の特製ハンバーグがいただける「石窯ダイニング fuu」をはじめ、源泉掛け流しの温泉「大地乃湯」に、宿泊施設、いちご狩りができる「いちごハウス」、自家栽培の採れたて野菜や加工品を販売する「久住屋」など、敷地内にいくつもの施設を持つアミューズメントパークのような福祉農場です。

中でも人気なのが、「いちご狩り」。大分県のオリジナル品種「ベリーツ」も食べ放題となっており、1月から5月までの期間中には県内外から多くの観光客が訪れています。午前中でいちごがなくなってしまうこともあるので、朝一番が狙い目。
いちご狩りを楽しんで、ランチをして、温泉に浸かって。大地の恵を味わいながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。

また竹田市内では「道の駅竹田」にも「いちご農園」があり、いちご狩りを楽しむことができます。「ゆふおとめ」や「ベリーツ」といったジューシーで甘みが強い旬のいちごを心ゆくまで味わってください。

久住ワイナリー（スポット情報詳細）
所：竹田市久住町大字久住字平木3990−1
TEL:0974-76-1002
休：年中無休 ※天候による休業あり
HP: http://www.kuju-winery.co.jp/

久住高原フラワーズヴァレー　喫茶「空」
所：竹田市久住町大字有氏1868
TEL：0974-77-2928
営：11:00～15:00
休：木曜

パルクラブ
所：竹田市久住町大字有氏896−22
TEL：0974-77-2941
休：第2・4火曜、いちご狩りは1月〜5月初めまで
HP：https://hakuai-oita.com/facilities/palclub/